損害保険料率算出機構の決定

損害保険会社が会員として加盟している損害保険料率算出機構は、会社の枠にとらわれない公平中立な組織として、おもに自動車保険の保険料を決定する上での基礎データとなる「参考純率」の算出と各社への提供、自賠責保険の損害調査などを中心とした事業を行っています。
この機構では、自動車保険の加入状況や、保険金支払い対象となった事故のデータを分析するなどして、最近では2014年にもこの「参考純率」の引き上げを行うなどしています。当然ながら、自動車保険の保険料そのものは損害保険各社が独自に決定するものですが、この「参考純率」引き上げを受けて、各社でも同様に保険料を引き挙げるケースが増えています。
なぜ最近「参考純率」を引き上げざるを得なくなったかといえば、実は我が国の少子高齢化が大きく関係しています。少子化によって若者の数じたいが減っているほか、「若者の車離れ」とよばれる現象がみられるようになり、自動車保険の保険料を新たに負担する人も次第に減ってきています。いっぽうにおいて、「団塊の世代」のような車に乗る高齢者層は増大し、事故のリスクも高くなっていることから、保険金の支払いもそれに連れて増えているという状況があるためです。

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